report ドイツ・オフロードツーリング

ドイツ駐在の田口さん(BMW BOXER Journal Vol.12 参照)からのリポートが届きました
写真と共にお楽しみください

8/23(土)に、ドイツ人の友人たちとオフロードツーリングに行ってきました。

この友人のTimoはHPN乗りで、6月のベルギーのミーティングで会いました。
彼はその前にも私のGSを見たことがあるそうです。
私は週末にハイデルベルグ近辺の山の中をうろうろすることが多いのですが、彼はたまたまガールフレンドと一緒にハイデルベルグに遊びに来ていて「日本から来たGS」を見て、覚えていたそうです。
それでベルギーで声をかけてくれ、その後今回のツーリングの案内を送ってくれました。

ドイツでは通常は環境保護のためオフロード走行は許されておりませんが、一部合法走行できるところもあります。
今回はそういうところに行くという話でした。

集合場所は家から1時間足らず、と言っても100kmくらいのところです。
ファルツ地域にワイン街道(フランケンワインで有名)と言われるエリアがありますが、この街道の北端と南端に「Weintor」(=Wine door)といわれるものがあり、そこが集合地点でした。
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出発時刻は12時で、私が到着したのは11時半ごろ。
数台が集まっていました。
これはBMWのバイク乗りの間ではよく見かけるステッカーです。(笑)
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12時ころになると台数も増え、数十台になりました。
Timoもやってきました。
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彼はHPN乗りですが、1150GSアドベンチャーも持っています。
今回はHPNで来ました。このためガールフレンドをタンデムで乗せることも出来ず、ガールフレンドは別の友人の1150GSの後ろに乗っていました。
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集まったバイクは1150GSが一番多く、2バルブ系が数台、650 GS Dakarが数台、KTM LC4 Adv.の女性が1台、最新型の950Adv.Sが1台でした。
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なんと1台GSではなくロードスターのおじさんが居ました。
コテコテのオフ装備の人は数名で、タンデムもいました。
オフをバリバリ走るというよりはのんびり景色を楽しむツアーというわけです。

簡単なブリーフィングの後、出発です。
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台数が多いので、無理してまとまって走るよりは、何箇所か集合場所を指示しておき、はぐれた場合はそこに集合;という方式です。
難所もないので、まあ妥当な方法です。
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しばらく村落を走り、ブドウ畑の間のダートに入ります。
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難所も楽しいですが、こういうツアーも楽しいです。
のんびり景色を見ながら走るのも悪くない。
ゆるやかな丘が続き、風景はのどかそのものです。
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ただ非常に乾燥していたので、ほこりっぽかったです。
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台数が多い中、比較的後ろを走っていた私ですが、案の定、数台の仲間とともに先頭グループとはぐれました。
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で、そのまま第一集合地点に移動です。
途中何気に遠くを見ると、土煙が見えます。
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どうやら本隊の様子。とは言っても数km離れているので合流はあきらめ、そのまま合流地点に移動、皆と合流し休憩です。
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こんなかんじでのらりくらりと何箇所かで休みながら走りました。
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これは何回目かの集合場所です。
古城(廃城)ですが、今はカフェになっています。
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途中、950Adv.Sがガソリンのお漏らしをしました。
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これは日常的に起こる現象で、タンクの内圧を逃がす機能が弱いためだそう。
みな、「KTMはあかんぞ」とはやしたてます。
このKTM、最後まで祟られており、最後はパンクで離脱しました。
(修理に時間がかかるので、皆を待たすと申し訳ない;と自主離脱)
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ここでもGS勢に「やーいチューブタイヤはあかんぞ」とはやし立てられていました。(笑)
R-GSの何台か、F-GS Dakarはチューブタイヤを履いていたのですが、何故かKTMだけが釘を拾いました。

この写真のGSですが、ウィンドスクリーンには「侘、寂」と書いてあります。
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横に「わび、さび」とかなまでふってあります。
何故かドイツ人は漢字を「かっこいい」と思っており、日本人から見ると「?」と思うようなTシャツを着ていることも多いです。
(街中で身長180cmくらいのきれいなブロンドのお姉さんが、胸にでっかく「定食」と書かれたTシャツを着ているのを見て絶句したことがあります)
余談ですが、コチラで今年の売れ筋の昭栄のヘルメットはモデル名「SHOGUN」と言い、「風林火山」のフルスペリング柄です。
ちなみに昨年の売れ筋は、後頭部にでっかく漢字で「最速」と書いてあるモデルでした。
日本ではちと恥ずかしくてかぶれませんが、こちらでは良く見かけます。

数箇所砂でふかふかのところもあり、何名か犠牲になっていました。
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ロードスターのおじさんは結構な腕で、わだちも深くなくギャップも無いためGSに混じって同じペースで走っていましたが、さすがに砂地では犠牲になっていました。
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結構転ぶ人も多かったのですが、皆さん屈強で、自転車で転んだくらいにしか感じていないようです。
ゲルマン人はごつい。
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最終集合地点に着いたのは10名程度。
途中ではぐれたり、帰ったりした人たちがたくさん居たわけです。
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もっとも山深い難所を走ったわけでもないので、遭難したりする心配も無く、こういうファジーなツーリングもいいのかもしれません。

最後はカフェで夕食でした。
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ここで約2名、悪乗りしてTimoに「世話人ご苦労!」と水をぶっ掛けていました。
合掌。
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お開きになったのは午後9時半、と言っても日没直後です。
気難しいところも無く、陽気な楽しい人たちでした。
また何かあるときは誘ってくれるそうです。

(おしまい)

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